「老犬になってから食いつきが悪くなった」
「噛む力が弱ってきたのかドッグフードが食べづらそう」
「水を飲む量が少なくてなんだか心配…」
このような悩みを抱えている方もいらっしゃるでしょう。
そんなときは、ドッグフードをふやかすのがおすすめだワン。
ふやかしたドッグフードは、食欲増進や水分補給などに役立つほか、噛む力が弱い犬でも食べやすくなりますよ!
そこで本記事では、老犬のドッグフードをふやかす方法について、手順や注意点などをご紹介します。
また、ふやかしたドッグフードを食べない場合の対処法などもあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
- 老犬のドッグフードをふやかすタイミング
- 老犬のドッグフードをふやかす方法
- 老犬のドッグフードをふやかしてみた感想
- 老犬のドッグフードをふやかす際の注意点
- 老犬のドッグフードをふやかすメリット・デメリット
- 老犬がふやかしたドッグフードを食べない場合の対処法
この記事は全体で約8,000文字ありますので、ブックマークをしていつでも見返せるようにしておくと便利です。
老犬のドッグフードをふやかすタイミング
本来、ドッグフードを犬に与える際は噛む力を鍛えるためにも、カリカリの状態で与えるのが望ましいです。
老犬だからといって必ずふやかさなければならないという決まりはありません。
しかし、タイミング次第ではドッグフードをふやかして与えるほうが良い場合もあります。
ドッグフードをふやかすタイミングは以下のとおりです。
- 食欲がない、食いつきが悪いとき
- 水を飲む量が少ないとき
- 噛む力や飲み込む力が弱っているとき
- 口腔内トラブルで噛むことが困難なとき
- 消化機能が低下しているとき
- ダイエットが必要なとき
実際に愛犬メルも普段はカリカリの状態で食べていますが、食いつきが悪いときはふやかして与えることもあります。
愛犬の体調に合わせて、ドッグフードをふやかすかふやかさないかを判断すると良いでしょう。
老犬のドッグフードをふやかす基本的な方法
それでは、老犬のドッグフードをふやかす基本的な方法をご紹介します。
方法は以下の2つです。
- ぬるま湯でふやかす
- 電子レンジでふやかす
お好みの方法で試してみてください。
ぬるま湯でドッグフードをふやかす
- 1食分のドッグフード
- 40度未満のぬるま湯
- 1食分のドッグフードを器に盛る
- 40度未満のぬるま湯をドッグフードの頭が浸るくらいまで注ぐ
- 10〜30分を目安に時間を置く
- お好みの柔らかさになったら完成
ふやかす時間はあくまでも目安です。
ドッグフードの種類や大きさによってふやける速度が異なるため、愛犬の好みや食べやすい硬さに合わせて時間を調整してください。
目安として、噛む力や飲み込む力が弱い老犬は15分〜30分ほど時間を置くのがおすすめです。
電子レンジでドッグフードをふやかす
- 1食分のドッグフード
- 水道水
- 耐熱容器
- 電子レンジ
- ラップ
- 1食分のドッグフードを耐熱容器に入れる
- 水道水をドッグフードの頭が浸るくらいまで注ぐ
- 器にラップをし、電子レンジ500Wで20秒ほど加熱する
- ラップをしたまま5〜15分ほど時間を置く
電子レンジでふやかす場合は、水を入れたうえで加熱するのがポイントです。
ぬるま湯を使用すると、電子レンジの加熱によって温度が高くなりすぎたり、栄養が損なわれたりする恐れがあります。
念のため、やけどをしないように温度をチェックしてから愛犬に与えるようにしてください。
実際に老犬のドッグフードをふやかしてみた
実際に、上記2つの方法で老犬のドッグフードをふやかしてみました!
画像(写真)とともに、もう1度手順を振り返ってみましょう。
ふやかす時間やふやけ具合を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
今回使用したドッグフードはナウフレッシュです
ぬるま湯でふやかした感想
1食分のドッグフードを盛った器に、40度未満のぬるま湯を注ぎます。
ぬるま湯の量は多すぎず少なすぎず、ドッグフードの頭が浸るくらいでOK。
ぬるま湯を注いでから約5分が経過しました。
器には多くの水分が残っている状態です。
5分後のドッグフードです。
水分を含みはじめていますが、まだまだ中までは浸透していない状態。
ドッグフードを指でつまんだ感覚は、かなり硬めの印象です。
ぬるま湯を注いでから約10分が経過しました。
先ほどよりも水分を含み、ドッグフードの表面がふやけはじめているのがわかります。
10分後のドッグフードです。
表面はふやけていますが、まだ芯が残っている状態。
指でつまんで力を入れても、なかなかつぶれません。
爪に力を入れたらようやく砕ける感じです。
ぬるま湯を注いでから約15分が経過しました。
器の底にはまだ少量の水分が残っていることがわかります。
15分後のドッグフードです。
中の芯は若干残っていますが、水分を含んでだいぶ柔らかくなりました。
このくらいの柔らかさであれば、基本的にどんなワンちゃんでも食べられるかなと思います。
ただし、飲み込む力が弱っている犬や、ペースト状にして与えたい場合などは、もう少し時間を置くほうが安心です。
ぬるま湯を注いでから約20分が経過しました。
一粒一粒がふっくらし、先ほどよりもしっかりと水分を含んでいることがわかります。
20分後のドッグフードです。
軽い力で砕けるほど柔らかくなりましたが、指でつぶしていくとジャリジャリっと芯が少し残る感じがします。
あまりふやかしすぎず、食感が少し残っている状態を好むのであれば、10〜20分程度を目安に時間を置くのがベスト。
ぬるま湯を注いでから約25分が経過しました。
水分をしっかりと含み、器には一滴も残っていないことがわかります。
25分後のドッグフードです。
指でつまんだ感じはとても柔らかく、中の芯もあまり気になりません。
水分をしっかりと含んでいるので、普段から水を飲む量が少ないワンちゃんにおすすめです。
ぬるま湯を注いでから約30分が経過しました。
先ほどの見た目と大きな違いはありません。
30分後のドッグフードです。
中までしっかりと水分が浸透しており、芯の硬さほとんど感じられません。
軽い力でつぶすことができるので、ペースト状にしたいときにぴったりです。
中までしっかりと柔らかくしたい場合は、25〜30分を目安に時間を置けば間違いないでしょう。
電子レンジでふやかした感想
1食分のドッグフードを耐熱容器に入れ、水をドッグフードの頭が浸るくらいまで注ぎます。
器にラップをし、電子レンジ500Wで20秒加熱します。
ラップをかけたまま、お好みの柔らかさになるまで時間を置きます。
加熱してから約5分が経過しました。
ラップを取ってみてビックリ…!
器の底には少量の水分が残っているのみです。
ドッグフードの表面もふやけているのがわかります。
5分後のドッグフードです。
表面はふやけて柔らかくなっていますが、中の芯がまだ硬い状態でした。
指でつまんでも力を入れないとなかなかつぶれません。
加熱してから約10分が経過しました。
先ほどよりも水分を含み、器にはほとんど水分が残っていない状態です。
10分後のドッグフードです。
指で軽くつまむと、簡単に砕けるようになりました。
中の芯が若干残っているような感じだったので、ぬるま湯を注いでから15分ほど経過した状態と似ています。
加熱してから約15分が経過しました。
見た目は先ほどと変わりないですが、心なしか一粒一粒がふっくらした気がします。
15分後のドッグフードです。
とても柔らかく、力を入れなくてもフニャっとつぶせる状態になりました。
ぬるま湯を注いでから20〜25分ほどが経過した状態と同じくらいです。
電子レンジはぬるま湯でふやかすよりも時間の短縮になるので、朝の忙しい時間帯などに活用すると良いでしょう。
また、梅雨時や夏場など、雑菌の繁殖が心配なときも電子レンジでふやかす方法がおすすめです。
老犬のドッグフードをふやかす際の注意点
老犬のドッグフードを正しくふやかすために、以下の点には注意しましょう。
- 熱々のお湯でふやかさない
- 電子レンジで温めすぎない
- 冷えた水は使わない
- ミネラルウォーターや牛乳を使わない
- ふやかした際のぬるま湯は破棄しない
- 作り置きをしない
1つずつ解説します。
熱々のお湯でふやかさない
ドッグフードをふやかす際は、熱湯を使用せず、必ずぬるま湯を注ぐようにしましょう。
熱湯でふやかしてしまうと、ビタミンやカリウムなどの熱に弱い栄養素が壊れてしまう恐れがあるからです。
せっかく栄養価の高いドッグフードを選んでいても、熱によって栄養が損なわれてしまっては、健康に影響を及ぼしてしまう可能性があります。
なるべく40度未満のぬるま湯を使うのがおすすめです。
電子レンジで温めすぎない
ドッグフードを電子レンジでふやかす際は、温めすぎないように注意しましょう。
理由は上記と同様で、ドッグフードに含まれる栄養素が熱で損なわれてしまう恐れがあるからです。
電子レンジでの加熱時間は、だいたい500Wで約20秒が目安となります。
ただし、ドッグフードの量やお使いの電子レンジによっては温まり方にムラが出てしまうこともあるので、ふやけ具合を確認しながら加熱時間を調整すると良いです。
熱々の状態で与えてしまわないように、必ず温度をチェックしてから与えるようにしてください。
冷えた水は使わない
ドッグフードは冷えた水でふやかさないようにしましょう。
キンキンに冷えた水を使用すると、お腹が冷えて腹痛や下痢を引き起こす恐れがあります。
できれば30〜40度のぬるま湯を使用するのが望ましいです。
ミネラルウォーターや牛乳を使わない
ドッグフードはミネラルウォーターや牛乳でふやかないように注意しましょう。
カルシウムやマグネシウムを多く含むミネラルウォーターだと、尿路結石を招くリスクが高くなります。
また、人間用の牛乳は消化不良によって腹痛や下痢を起こす恐れもあります。
どうしてもミルクを使用したい場合には、犬用ミルクを使いましょう。
ふやかした際のぬるま湯は破棄しない
ドッグフードをふやかした際、器に残ったぬるま湯は破棄しないでください。
ぬるま湯にはドッグフードの栄養素が溶け出しているため、ぬるま湯を破棄してしまうと大切な栄養を捨ててしまうことになります。
健康を維持するため、ぬるま湯が器の底に残っていたとしても、そのまま与えるようにしましょう。
作り置きをしない
ドッグフードをふやかす際は、作り置きをせず、1食分ずつおこなってください。
1度ふやかしたドッグフードは水分を多く含み、雑菌が繁殖しやすい状態になっています。
まとめて作るのはもちろん、食べ残したものを保存することもNGです。
また、気温が高い時期は特に腐りやすくなっているので、長時間置いたままにしないように注意しましょう。
老犬のドッグフードをふやかすメリット・デメリット
ふやかしたドッグフードを老犬に与えることでどのようなメリットが得られるのでしょうか。
以下では、老犬のドッグフードをふやかすメリットと、デメリットもあわせて解説します。
ドッグフードをふやかすメリット
ドッグフードをふやかすメリットは以下のとおり。
- 胃腸への負担を軽減できる
- 噛む力が弱った犬でも食べやすくなる
- 食いつきが良くなる
- 水分摂取量が増える
- 満腹感を得られる
胃腸への負担を軽減できる
通常、ドライフードは唾液や消化液によって胃の中で柔らかくなり、時間をかけて消化吸収していきます。
一方で、ふやかしたドッグフードはすでに水分を含んで柔らかくなっているため、効率よく消化が進むようになるのです。
消化吸収がスムーズにおこなわれれば、胃腸にかかる負担も軽減されます。
特に老犬になると消化機能の働きが低下する傾向にあるので、消化吸収の良い食事を与えるのは大切なことです。
噛む力が弱った犬でも食べやすくなる
ドッグフードをふやかすことで、通常よりも柔らかく食べやすくなります。
噛む力や飲み込む力が衰えた老犬には、ふやかしたドッグフードを与えるのがおすすめです。
また、歯周病や口腔トラブルによって噛むことが困難な犬の食事にも役立ちます。
食いつきが良くなる
ドッグフードをふやかすことで風味が強くなり、食欲増進につながります。
食欲がないときやドッグフードへの食いつきが悪いときには、ふやかしたドッグフードを与えてみると良いです。
ふやかしたあとは、冷め切ってしまう前になるべく早く与えるようにしましょう。
実際にメルに与えてみました
おぉ…!やっぱり食いつきが良いみたい!
たまにふやかすのもいいね!
普段、メルはそこまで食いつきの悪いほうではありませんが、においが強まったのか、ふやかしたドッグフードを夢中で食べてくれました。
水分摂取量が増える
ふやかしたドッグフードには多くの水分が含まれており、食べることで自然と水分の摂取量が増えます。
通常、ドライフードには7〜10%前後の水分しか含まれておらず、必要な水分を摂取するために日ごろから水をたくさん飲む必要があるのです。
しかし、老犬になると水を飲む量が減る傾向にあるので、ふやかしたドッグフードを与えることで効率よく水分補給できるようになります。
満腹感を得られる
ふやかしたドッグフードは水分によって膨らむため、通常のドライフードに比べて満腹感を得られやすいです。
老犬になると、新陳代謝の低下や運動量の減少によって肥満のリスクが高まります。
肥満は万病のもとといわれ、糖尿病などさまざまな病気の要因にもなるので、食事をしっかりと管理することが大切です。
老犬にふやかしたドッグフードを与えることは、肥満やドカ食い防止に役立ちます。
ドッグフードをふやかすデメリット
ドッグフードをふやかすデメリットは以下のとおり。
- 時間や手間がかかる
- 噛む力が弱くなる
- 食べかすが歯に付着しやすい
時間や手間がかかる
ドッグフードをふやかす際は、時間や手間がかかるのが難点です。
しっかりと柔らかくなるまでふやかすとなれば、最低でも20分程度の時間が必要になります。
朝の忙しい時間帯などに手間を取られると、「面倒だな」と感じることがあるかもしれません。
なるべく時短で済ませたいという場合には、電子レンジを使用してふやかすと良いでしょう。
また、事前にフードプロセッサーなどでドッグフードを砕いておくと、より水分が浸透しやすくなり、効率よくふやかすことができます。
噛む力が弱くなる
ふやかしたドッグフードを定期的に与えることで、噛む力が弱くなってしまう可能性があります。
噛む力が衰えている老犬であれば食べやすくなるメリットはありますが、そうでなければ顎の筋肉を衰えさせないためにも噛みごたえのある食事を与えることが大切です。
歯や顎周りがまだ健康で特別な事情がない限り、普段はなるべくドライフードを与え、食いつきや水分不足などが気になるときにだけふやかしたドッグフードを与えるのが良いでしょう。
食べかすが歯に付着しやすい
ふやかしたドッグフードを与えることで考えられるデメリットは、食べかすが歯に付着しやすくなる点です。
歯垢は3〜5日ほどで歯石になるといわれており、歯石を放っておくと歯周病などを引き起こすリスクが高まります。
また、歯垢や歯石は口臭の原因にもなるため、日ごろからしっかりと歯のケアをおこなうことが大切です。
以下の記事では、自宅でできるデンタルケアの方法やおすすめのデンタルグッズをご紹介しています。
「愛犬が歯磨きに慣れていない」という場合は、ぜひ参考にしてみてください。
老犬がふやかしたドッグフードを食べない場合の対処法
「食欲がない」「食いつきが悪い」といった理由で、ドッグフードをふやかしても食べてくれないケースがあります。
そんなときは、以下の方法を試してみると良いでしょう。
- 電子レンジで温め直す
- お肉のゆで汁でふやかす
- トッピングを加える
- ウェットフードに変える
- 手作り食を与える
具体的にどのようなことをすれば良いのか、1つずつ見ていきましょう。
電子レンジで温め直す
ふやかしたドッグフードは冷め切ってしまうと風味が落ち、食べてくれないことがあります。
そんなときは再度、電子レンジで温め直してから与えてみると良いでしょう。
ただし、繰り返し何度も加熱するとドッグフードの栄養が損なわれてしまうだけでなく、風味が落ちてしまう可能性もあります。
電子レンジでの温め直しは1回までにとどめておくほうが良さそうです。
また、このときも加熱のしすぎには注意し、人肌の温度まで冷ましてから与えるようにしましょう。
お肉のゆで汁でふやかす
ふやかしたドッグフードを食べてくれないときは、ぬるま湯ではなく、お肉のゆで汁を入れてふやかしてみると良いでしょう。
お肉の香りが立って食欲増進の手助けになります。
ただし、高脂肪な豚肉やラム肉は避け、低脂肪な鶏肉や牛肉のゆで汁を使うのがおすすめ。
特に胃腸が弱っているときは、あまり負担をかけないような食事にすることが大切です。
トッピングを加える
ふやかしたドッグフードを食べてくれないときは、嗜好性の高いトッピングを加えてみると良いでしょう。
例としては、ゆでたお肉やプレーンヨーグルト、カッテージチーズなどが挙げられます。
ただし、塩分や糖分のとりすぎには注意しましょう。
塩分を過剰に摂取すると心臓や腎臓に負担がかかり、糖分を過剰に摂取すると肥満のリスクが高まります。
環境省の「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」によると、体重5kgの犬の塩分摂取量は、1日あたり0.18gが目安となっています。
中には、食いつきが良いからといってかつおぶしをトッピングとして加える方もいらっしゃいますが、かつおぶし10gあたりの食塩量は約0.24gです。
犬が体重5kgの場合、 1日あたりの塩分摂取量をオーバーしていることがわかります。
もしトッピングを加える際は、健康を維持するために塩分や糖分を控えめにすることが大切です。
ウェットフードに変える
ふやかす前のドライフードはもちろん、ふやかしても食べてくれないときには、思いきってウェットフードに変えてしまうのも1つの手段です。
缶詰などのウェットフードは、ドライフードに比べて香りの強いものが多いため、食欲を刺激してくれることでしょう。
柔らかくて消化にも良いので、噛む力や飲み込む力が弱っている老犬をはじめ、消化機能が低下しているときにぴったり。
また、ウェットフードには約70%もの水分が含まれており、自然と水分を補えるのも嬉しいポイントです。
ただし、ドッグフードを食べてくれないからといって、老犬にキャットフードを与えるのはNG。
与えてはいけない理由や、与えることで起こり得るリスクを以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひお読みください。
手作り食を与える
トッピングを加えたり、フードを切り替えたりしても食べてくれない場合は、手作り食を与えてみると良いでしょう。
手作り食は、愛犬の好みや体調に合わせて調理できるのが大きな魅力です。
とはいえ、栄養バランスやカロリーに配慮しなければならないため、事前に手作り食について学んでおく必要があります。
ネギ類や鶏の骨、生の魚介類、ブドウ、チョコレートなど、犬猫に与えてはならない食べ物が存在するので注意しましょう。
参照元:「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」
老犬のドッグフードをふやかす際はポイントを押さえて
老犬に以下のような症状があるときには、ふやかしたドッグフードを与えると良いでしょう。
- 食欲がない、食いつきが悪いとき
- 水を飲む量が少ないとき
- 噛む力や飲み込む力が弱っているとき
- 口腔内トラブルで噛むことが困難なとき
- 消化機能が低下しているとき
- ダイエットが必要なとき
ドッグフードをふやかす方法は、「ぬるま湯を注ぐ」「電子レンジを使用する」の2つです。
熱湯を使用しない・加熱しすぎないなど、本記事でご紹介したポイントを押さえながらお好みの方法でふやかしてみてくださいね。