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【必見】老犬を旅行などでペットホテルへ預ける際にチェックすべき10の項目

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出張や旅行、冠婚葬祭など、何らかの事情でやむを得ず老犬をペットホテルへ預けなければならない状況もあるでしょう。

「でも、歳のとった犬をペットホテルへ預けることは可能なの?」
「老犬をペットホテルへ預ける際に気をつけることは?」

パピ主婦

本記事では、このような疑問やお悩みを解決します

老犬をペットホテルへ預ける際の必要な持ち物や料金相場なども解説しているので、「ペットホテルを利用するか迷っている」という方はぜひ参考にしてください。

この記事の内容
  • 老犬は何歳までペットホテルを利用できるか
  • ペットホテルへ預ける際にチェックすべきこと
  • ペットホテルへ預ける際の必要な持ち物
  • ペットホテルへ預ける際の料金相場
  • ペットホテル以外の預け先
  • 老犬を預ける際のストレス軽減方法
  • ペットホテルの帰宅後におこなうケア

本記事は全体で6,000文字程ありますので、ブックマークをしていつでもチェックできるようにしておくと便利です。

目次

老犬をペットホテルへ預けることは可能?何歳まで?

さっそくですが、老犬をペットホテルへ預けることは可能なのでしょうか。

パピ主婦

答えは、お店の方針によります

メル

ペットホテルと一口に言っても、規約やルールはお店によってさまざまだワン

10歳以上の預かりは不可」としているお店や、「10歳以上でも健康に問題がなければ利用可」としているお店もあります。

また、年齢の問題だけではなく、

  • 噛み癖や吠え癖がある
  • ケージを極端に嫌がる
  • ワクチンや狂犬病予防をしていない

これらに該当する場合は預かりを拒否されるケースが多いでしょう。

「老犬をペットホテルへ預けたい」と考えているなら、お店の下調べは必須です。
ホームページで規約やルールを確認し、わからないことがあれば電話で問い合わせるようにしましょう。

老犬をペットホテルへ預ける際にチェックすべき10の項目

パピ主婦

大切なペットを預けるときには不安や心配はつきものです。

「料金が安いから」「家から近いから」といった理由で決めるのではなく、愛犬のお世話を安心してお願いできるペットホテルを探すことが重要といえるでしょう。

以下では、老犬をペットホテルへ預ける際にチェックすべき10の項目を解説します。

①年齢制限

先ほども伝えたとおり、ペットホテルは店舗によって年齢制限を設けているところと、設けていないところがあります。
中には介護が必要な犬を受け入れているところもあるので、愛犬の状態に合ったペットホテルを探すことが大切です。

仮に「10歳まで」と年齢制限を設けている場合でも、健康に問題がなく、何かあったときにすぐに連絡が取れる状況であれば、「10歳以上でも可」としているケースもあります。

まずは、愛犬の年齢と健康状態を伝えて受け入れてもらえるかどうか、電話などで直接聞いてみると良いでしょう。

②衛生面

ペットホテルを利用する際には、清潔に管理されているお店を選びましょう。

店内はもちろん、犬が普段過ごすスペースはどのような環境か、事前にホームページなどで確認しておくのがおすすめです。
ペットショップやトリミングサロン併設のペットホテルであれば、1度お店の中をのぞいてみると良いでしょう。

店内の掃除が行き届いてない場合は、犬が過ごすスペースも管理が不十分である可能性が考えられます。
排泄したものを放置していたり、ケージの中が汚れていたりする場合はほかのペットホテルを検討しましょう。

③安全性

老犬をペットホテルへ預けるなら、安全性の高いお店を選ぶことが大切です。

「預けている間に犬がけがをした」「犬が散歩中に逃げて行方不明になった」
ネット上では、このようなニュースが取り上げられていることも少なくありません。

「散歩は1頭ずつおこなう」「リードを二重にする」「滑りにくい床材を使用」など、事故やけが、脱走防止に配慮されていれば安心して預けることができるでしょう。

また、他の犬が苦手な場合は、他の犬との接触時間も聞いておくと安心です。
事故やけが防止として、「他の犬と接触させない」という方針のペットホテルもあります。

フリーで過ごす時間が多いのであれば、短時間にしてもらうなど、愛犬の性格に合わせて対応してくれるかどうかも重要なポイントです。

④フードの持ち込み

フードについては、ペットホテル側から「食べ慣れているフードを持参してください」と言われるケースがほとんどです。

中には「フードの持ち込み不要」としているペットホテルもありますが、普段と違うフードでは体調を崩してしまう恐れがあります。
念のために、フードを持ち込めるか聞いてみると良いでしょう。

フードを持ち込む際には、必要分をジップロックなどで小分けにしておくのがおすすめです。
また、1食分の量やアレルギーの有無もしっかりとスタッフに伝えておきましょう。

⑤1日のスケジュール

ペットホテルへ預ける際には、1日をどのように過ごすのか、スケジュールを事前に把握しておくのがおすすめです。

「今ごろ何をしているんだろう」と不安に思うよりも、「今はお昼寝の時間かな」と1日の流れをわかっているだけでも安心感を得られるでしょう。

食事や散歩の時間はもちろん、フリースペースで過ごす時間やケージの中で過ごす時間も聞いておくと良いです。

トリミングサロン併設のペットホテルであれば、預けている間にトリミングやシャンプー、爪切りなどをおこなってくれるケースもあります。

⑥散歩の有無

ケージや室内ばかりだと、犬もストレスを感じてしまいます。

ペットホテルを利用するなら、散歩に連れて行ってくれるお店を選びましょう。
散歩はサービス内容に含まれているケースが多いですが、有料としているお店もあります。

また、屋外での散歩ではなく、ドッグランが併設されている場合はドッグランでの散歩になるケースもあるので、事前に散歩内容や料金などを確認しておくと良いでしょう。

「足腰が弱い」「歩行中にふらつくことがある」といった不安なことがある場合には、専門知識を持ったスタッフにお願いできるかどうかも大切なポイントです。

⑦見守り体制

ペットホテルへ預けた犬が、慣れない環境で体調を崩してしまうことは珍しくありません。
夜間は無人になるペットホテルも多いので、「万が一、発見が遅れたら…」と思うと不安ですよね。

宿泊を希望する際には、必ず夜間の見守り体制について確認しておきましょう。

「スタッフが夜間も常駐している」「夜間に見回りをおこなう」「WEBカメラで様子を見る」など、見守り体制はお店によってさまざまです。

安全面を重視するのであれば、夜になるとスタッフが帰ってしまうペットホテルは避けるようにしましょう。
中には飼い主もWEBカメラで様子を確認できるペットホテルもあるので、安心して預けられるお店を選ぶのがおすすめです。

⑧緊急時の対応

万が一、ペットホテルへ預けている間に犬がけがをしたり、体調を崩したりした場合にはどのような対応をしてもらえるのか、事前に確認しておくと安心です。

急変に気づいたらすぐに連絡をしてくれるか近くの動物病院へ連れて行ってくれるかなどを聞いておきましょう。

また、近くに動物病院がない場合はどのような対応になるのかも必ず確認しておきましょう。

⑨口コミや評判

良さそうなペットホテルがあったら、お店の口コミや評判を事前に調べておくと良いでしょう。
口コミや評判は、ホームページ上に掲載されているものではなく、SNSやGoogleマップなどで調べるのがおすすめです。

スタッフの対応や店内の様子など、ホームページだけでは把握しにくい情報があれば、ペットホテルを選ぶ際に役立ちます。

⑩事前見学の受け入れ

ホームページに掲載されている情報やSNS上の口コミだけでなく、自分の目で確認することも大切なポイントです。

事前見学を受け入れているペットホテルは多くあるので、電話で問い合わせてみると良いでしょう。
ペットが過ごすスペースは清潔か悪臭はないか排泄物を放置していないかなどを細かくチェックします。

このとき、不安なことや心配なことがあればスタッフに相談してみましょう。
快く対応してくれるかどうかで、スタッフの雰囲気をチェックできます。

スタッフの対応に違和感を覚えたり、店内の管理が不十分と感じたりした場合には、そのペットホテルを利用するのは避けましょう。

旅行などで老犬をペットホテルへ預ける際の持ち物

ペットホテルを利用する際には、いくつか持参しなければならないものがあります。
ここでは、「持参してください」といわれることが多い基本的な持ち物をご紹介します。

ワクチン接種証明書

ペットホテルを利用する際には、基本的にワクチン接種証明書が必要となります。
1年以内の「ワクチン予防接種証明書」(2年以内の場合も)と、1年以内の「狂犬病予防注射済証」です。

集団感染を防止する目的なので、ワクチン接種証明書がなければほとんどのペットホテルでは預かってもらえないでしょう。

もしワクチンを接種していない場合は、事前に動物病院へ行って接種してもらうことをおすすめします。

ただし、犬の体調によっては接種できないケースもあるため、かかりつけの獣医師と相談しながら決めてみてください。

普段使っているもの

ペットホテルを利用する際には、リードやハーネスといった普段使っているものを持参してくださいといわれることが多いです。

よく指定されるアイテムとしては、以下のようなアイテムが挙げられます。

  • フード
  • 食器
  • 首輪(リード・ハーネス)
  • マナーパンツ
  • おもちゃ
  • ベッド
  • 毛布
  • 薬やサプリメント

など…

必要な持ち物はペットホテルによって異なります。
ホームページに記載されていなくても、持参したいものがあれば事前に問い合わせてみると良いです。

ほかにも、飼い主のにおいがするTシャツやタオルなどを持参するのもおすすめです。
慣れ親しんだにおいがあれば、環境が変わっても安心感を得やすいでしょう。

旅行などで老犬をペットホテルへ預ける際の料金相場

パピ主婦

老犬をペットホテルへ預ける際は、料金相場を把握しておくと良いでしょう。

1泊あたりの相場は以下のとおりです。

  • 小型犬:3,500〜5,000円前後
  • 中型犬:4,000〜6,000円前後
  • 大型犬:6,000〜8,000円前後
  • 超大型犬:10,000円前後

これはあくまでも目安であり、地域や部屋の形状、サービス内容によって料金は変わります。

ペットショップによっては、「動画撮影」「散歩」「報告メール」「トリミング」などのオプションを追加することも可能です。

どのような有料オプションがあるか、延長の場合はいくらになるか、介護が必要な場合はいくらになるかなど、料金のシステムについてきちんと確認しておきましょう。

料金を明確にしておかないとトラブルの原因になってしまうので、料金の事前確認は必須です。

ペットホテル以外で老犬の預け先は?

ペットホテルは、老犬を預ける際の1つの手段です。

パピ主婦

しかし、中には「ペットホテルへ預けるのは不安…」という方もいらっしゃるでしょう。

メル

ペットホテルのほかに、老犬を預ける先として以下のような選択肢もあるワン

  • 動物病院
  • 親戚や知人

それぞれについて解説していきます。

動物病院

動物病院によってはペットホテルを併設しているところもあります。
獣医師や看護師がお世話をしてくれるため、万が一体調を崩した場合でもすぐに対応してもらえる点は大きなメリットです。

普段から通っている動物病院であれば、病院内の雰囲気やスタッフの対応もわかっているので、飼い主としても安心して愛犬を預けられます。
病気治療中の投薬が必要な犬なら、ペットホテルよりも動物病院へ預けるほうが良いでしょう

ただし、動物病院はペットホテルのように、「フリースペースで遊ばせる」「動画撮影」「報告メール」といったオプションメニューが充実していないケースが多いです。
その分、料金はペットホテルよりも安い傾向にあります。

どのような点を重要視するかは、愛犬の性格や体調に合わせて決めてみてください。

親戚や知人

普段から交流のある親戚や知人も、シニア犬を預ける際の1つの手段です。

ペットホテルの慣れない環境で過ごすよりも、常に人の気配がする親戚や知人宅のほうが犬も比較的安心して過ごせるのではないでしょうか。

ただし、預け先が犬の扱いに慣れている方であることが必須条件です。
また、親戚や知人に預ける際には、散歩の時間やフードの量などをきちんと話し合っておく必要があります。

預けている間に予期せぬトラブルが起こる可能性もあるので、トラブルの対応についても事前に決めておきましょう。

老犬を預ける際のストレス軽減方法

メル

犬にとって1番安心できるのは、住み慣れた家で飼い主と一緒に過ごすことだワン

パピ主婦

しかし、やむを得ずペットホテルなどを利用しなければならないとき、愛犬にかかるストレスを最小限に抑えたいですよね。

愛犬のストレスを和らげるために、事前にしておくと良いこととして以下のようなものが挙げられます。

  • 環境に慣らしておく
  • ケージに慣らしておく
  • 飼い主以外の人に慣れておく

1つずつ解説します。

環境に慣らしておく

今まで誰かに愛犬を預ける機会がなかった場合、最初から長時間預けるのは犬にとって大きなストレスとなります。

ストレスを軽減させるためには、短時間の利用からスタートし、環境に慣らしておくことが望ましいです。

短時間から半日、半日から1泊とステップを踏んで預かってもらう時間を延ばすと良いでしょう。
また、預け先をいつもと同じ場所にすることで、当日も落ち着いて過ごせるようになります。

ケージに慣らしておく

ケージの中で過ごす時間は預け先によって異なりますが、普段からケージで過ごすことに慣れていない犬にとっては少しの時間でもストレスになる恐れがあります。

中には完全フリー型のペットホテルも存在しますが、そうでない場合はケージに慣らしておくことが望ましいです。

「ケージは安全な場所」と感じてもらうためにも、ケージの中で大人しく過ごせたら褒めるなど、無理のない範囲で少しずつトレーニングをおこなうと良いでしょう。

飼い主以外の人に慣れておく

犬の性格によっては、飼い主以外の人からフードやおやつをもらっても食べてくれないことがあります。
また、飼い主以外の人に触れられることもストレスに感じてしまう犬もいるでしょう。

人に対しての警戒心が強い場合は、散歩中に近所の人から遊んでもらうなどして、少しずつ飼い主以外の人に慣れていくことをおすすめします。

その際、協力者におやつを渡して、飼い主以外の人からおやつをもらう機会を作ってみても良いでしょう。

ペットホテルの帰宅後におこなう老犬ケア

ペットホテルから帰宅したあとは、愛犬の健康チェックをおこないましょう。

慣れない環境で過ごしたストレスによって、「ペットホテルからの帰宅後、下痢や嘔吐が続いた」というケースも少なくありません。

元気はあるか、けがをしていないか、食欲はあるかなどを細かく確認します。
元気がないように見えるのは単に疲れているだけの可能性もあるので、落ち着いた環境で体を休ませてあげることも大切です。

何か気になる点があれば、早めに動物病院を受診するようにしてください。

老犬を旅行などで預ける際は信頼できるペットホテルを選ぼう

何らかの事情でやむを得ず老犬をペットホテルへ預けなければならないときは、信頼できるお店かどうかを吟味することが大切です。

「料金が安いから」「家から近いから」といった理由だけで選ばずに、今回ご紹介した「衛生面や安全面に配慮されているか」「見守り体制は整っているか」などの項目を必ずチェックしておきましょう。

大切なペットを預けるわけなので、トラブルを避けるためにも心配なことがあれば納得のいくまでスタッフに聞くようにしてください。

可能であれば、事前見学をして店内の様子を直接確認しておくと安心です。

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